ゼミの論文

卒論が一応完成しているため、ゼミでやる事がなくなってしまいました。
先生は就活がもっと長引いて、その間ゼミを休みにするから最後にちょこっと授業っぽい事して終わる予定だったみたいですが、ゼミの僕ともう一人が早々に就活を終えてしまったため、ゼミを休みにするのも変だし、という状態。
そんなわけで「何かしたい事とかあるか?」って聞かれたので、色々喋った末、僕は「物語の作り方」で論文を一個書く事になりました。しかも、後輩に発表があるので、ほぼ、創作の授業のような事をする事になりそうです。
動機としては、小説を書いていると言うと、「小説なんてどうやって書くの?」って聞かれる事があって、「ああ、当り前だけど、小説を書かない人から見ると、物語を作ると言う事のきっかけすら分からないのだろうな」と、感じているからです。
そして、正直小説を書いていると自称している人の中にも、「それは物語じゃないよ」と言いたくなる人がいる。(うちの文学サークルとかな!)
ネットとかでも、それはただの『描写』だよ、それはただの『日記』だよ、って思う事が多々ある。まず、そこらへんから説明して、起承転結のつけ方、『パクリ』の技術、面白さの発生などをまとめてみようかと。

第一章 物語とは何か
 1.日記と物語の違い。
 2.物語には『背骨』がある。
第二章 物語の3サイズ
 1.良い物語はスタイルがいい。
 2.プロポーションを整える。
第三章 物語の創作
 1.パクってみよう。
 2.組み合わせてみよう。
第四章 面白さの発生
 1.目標の設定とその達成
 2.騙される快感

まあ、今考えてるのはこんな感じ。面白い小説を書く事ってのはオマケで、あくまでも、面白くなくても『物語』を作る、と言うきっかけまでをサポートできる内容って考えています。面白い小説を書く書き方があれば、僕が教えて欲しいわ。
完成は夏以降の予定〜。
 
ってか、経済学部なんですけどね、僕。