歴史

1982年、大阪に生を受ける。
幼少時
デパートでの胡散臭いIQ測定(170ぐらい)、電車ゴッコにおける脱線と人身事故の導入、騙まし討ち格闘技『豚足拳』の開発と学年全体での流行、学校で教えてくれない算数公式の独自開発などにより、自分を天才と思い込む。
小学校高学年の時の株式購入、20万円を超える利益、その利益による自分用パソコン購入に至り、思い込みは最高潮。世界は自分の物になると信じ込む。
中学校時代
小説家・乙一のデビュー作が面白くなく、これなら自分でも書けると思い、小説家を志す。パソコンがあるのに、なぜかワープロで処女作『ハッピーバースディ』の執筆を開始するも、一週間で飽きる。才能が無いと一週間しかやってないのに自分を見限る。
あと、そろそろ友達が彼女とか作り出して、焦って、適当に彼女作って、すぐにフラれる。女性不信により高校に私立の男子校を選ぶものの、受験終了してすぐ彼女が出来る。
高校時代
彼女が大阪の南の端に引越し、しばらくして関係は消滅。その後男子校と言う環境を何度も憎む。驚くほど女性との出会いが無く、現役高校生にして制服のフェチズムに目覚める。何とか男色には目覚めなかったものの、友人(♂)が先輩(♂)と手を繋いで夕日の中に消えて行くのを目撃して身震いする。
生活のほとんどは陸上競技に費やす。高校時代のベストタイム5000m15分56秒。勉強は留年するかしないかギリギリのラインを綱渡りに渡ってゆく。お前は大学に行く気が無いのかと教師に問われる。三年の夏に駿台予備校に通い出し、約2ヶ月で偏差値を20上げる。それにより「あの相馬の成績をここまで上げるとは」と、うちの高校で駿台予備校の評価が急上昇。俺を褒めろよ、と思う。
受験時にメル友なんてもんができ、それが実際に彼女になる。それも励みに、某地方国立大学に合格、担任教師に報告するも、「嘘やろ!?」と驚かれる。
大学時代
滋賀県に移住。岡山の大学に行った彼女とは別れ話もしないまま自然消滅。以後、女性関係は暗黒時代が続く。
生涯の友となるであろう、友人Dと遭遇。漫画家志望で、このときすでに自分の絵で対価を得ていた彼の存在は、凡庸な一般学生となってしまった心に希望の炎を灯す。さらに書店で乙一の著作を見つけ、非常に面白く読む。昔面白くなかった人でも成長出来るんだと感じ、再び小説の道を志す。当時読む方で好んでいたショートショートを書き始める。
何作か習作を書き、その後、本気で書いて完成した初めての作品「記憶屋」を脱稿。同じ頃、Webサイトも始める。小説を書くことが生活の重要な部分を占め始め、それもあって留年するも、「記憶屋」が商業誌に載り、プロを意識する。その後もちょこちょこ小説で対価を得ながらも、プロへの道はまだまだ入り口すら見えず。
友人Dが失踪する。再会する。友人Dがつがいの猫を見て我が身の孤独を感じるとか言い始める。大学四年目(三回生)の時、陸上競技部の後輩で現在の彼女、Coと付き合い始める。
Coとは別れ、現在に至る。