映画「パルプフィクション」を観る。
うーん、期待しすぎた感じ。前世紀最高の映画、とかの評価を見てしまってたからなぁ。これはまさしく『三文小説』を極めた映画だ、って思って観てたら感想は違ってた気がする。
もちろん、監督としてのタランティーノのセンスには脱帽するばかりで、細かいところの演出の巧さは凄い。さらに4つの話それぞれも面白い。本来なら、その二つだけで満足をしなきゃいけないところ。でも、期待しまくってたから。
各話の絡みをもっと期待していたと言うか、時系列を入れ替えて構成した意味を感じられなかった。そこに出てくる人々が繋がっているというだけで、話の繋がりが希薄だと思う。もっと出来るだろう、と感じた。
ただまあ、最初にも書いたとおりセンスは抜群で、最初のシーンから音楽に行くところで早くも鳥肌が立ったのは間違いない。一週間レンタルだし、後でもう一回見よう。