ハッピーラブ宣言て。

と言うわけでショートショート「レンタルビデオの冒険（お題「壮大な冒険の終焉」改題）」がコバルト10月号に掲載されました。ので、HP上での公開を中止します。
お題小説が全部完了してからにしようと思ってたんですが、勢いで投稿してしまいました。ケンメイさん、ごめん。そしてありがとうございます、あなたのお題が二万円の元に。
しかしまあ、今回の掲載は嬉しかったと言うより安心した。色々な意味で。
まず、正直「間違いなく掲載されるだろう」と思って送ったので、自分の作品に対する評価が正しかった事。自分の評価が他人の評価に結びつくことの少なさはよく分かっているから。「コバルトベストショートショート」と言う土俵で戦うには最適の弾だと思っていた自分の評価は正しかった。
次に、久々の掲載と言う事。去年の中ごろに何連続かでショートショートが雑誌掲載されて以来、全然雑誌に載っていなかった。まあそれは投稿してなかったからに違い無いのも確かなんだけれど、一時期に勢いでポンポンとうまくいって、自分は凄いんじゃないかと勘違いして、それで終わる事って意外と多い。そうじゃなくて、間を空けてもまた雑誌掲載と言うところに辿り着けたと言うのは安心、そして自信につながった。
最後に、トップを取れた事。前回のコバルト掲載時には佳作だったし、小説現代の方でもトップを取れた事が無い。その他の小説雑誌、ネットでの小説コンテスト系でも、上位には来れてもトップは取れなかった。俺には小説で（その賞のレベルに関係なく）トップをとる事は出来ないんじゃないか、と言う不安があった。プロに繋がる賞は、大概トップのみが全てを得る事になるので尚更だ。だが今回は入選として、トップで掲載された。安心した。
とにもかくにも、自分の作品が掲載されている雑誌は全部買う事にしている僕は、コバルトを買いました。表紙にでっかく「ハッピーラブ宣言　ボーイズラブ大特集」って書かれたのを嬉しそうに買いました。友達に見られなくて本当に良かったと思います。あと彼女に見られないようにベッドの下に隠しておこうと思います。エロ本の方が8倍マシ。