藤田和日郎「美食王の到着(暁の歌に収録)」を読む。
友人と創作の話をしていて、「味」を題材に料理もの以外で面白いものは書けないかと言う話になった。味と言うのは謎が深いし、面白い題材だとは思うが、なかなか一本のストーリーにはならなかった。
そこで友人が「藤田の短編に美食王の到着と言うのがあるらしくて、帯によると短編の最高峰とか書いてあった」と。さっそくブックオフにドライビン。
で、感想。藤田和日郎イカれてる。
「私のカラダがおいしくなってゆく!!」こんなセリフがありえる時点でイカれてる!