死にたいわけではない。全く違う。だが死と言うか、命と言うものの価値を僕は軽視している気がする。自分も他人も。その辺りのエピソードを書けば、きっと自分でも吐き気がする。思い出したくも無い。
もし彼女が今死んだら、僕は心から悲しめるだろうか。それを考えると心の底に冷たい空気が流れ込む。悲しめる人間でありたい。僕が心の奥底から涙を流せる人間であって欲しい。
もうあんな嘘泣きなんてしたくない。