青の炎

レンタルビデオで見る。
貴志祐介の作品は、映画でばっかり見てる気がする。
小説の方も読もうかなぁ。
で、感想。
う〜ん、名作になりそこねた感じ。
面白かった、面白かったけど、最後の決断だけは納得行かない。
負けないでって言われてたやん。
刑事にも誠意を見せなあかんとこやん。
なんかなぁ。安易なラストだったと思う。
ペイフォワードを見たときほどはムカつかなかったけど、安易な主人公の死によって終わる作品は嫌いだ。
もちろん、ダンサーインザダークのように、必然性のある死なら、それは仕方が無いし、納得も行く。
だが必然性の無い、ただ物語を終わらせるためにしか見えない死は、本当に嫌いなのだ。
原作の方も一緒なんかなぁ、ラスト。
ラスト以外では、松浦あやはいらなかったのではないか。いや、演技とかじゃなく、あの役自体があんまりいらなかったと言うか。
妹に役割をまとめても良かったんちゃうかなぁ。