チャーリーとチョコレート工場

映画「チャーリーとチョコレート工場」を観る。ネタバレ?
うおー、すごい楽しい映画! 面白い映画じゃなく、楽しい映画。この方面を僕が認めるって事はすごい事だと思う。僕は物語至上主義というか、物語としての面白さを最重要視する傾向にある。その僕が、「舞台となる世界自体の面白さを見せる映画」に対して、「最高に楽しい!」と評価してしまうと言うのは、自分で言うのは何ですが、凄く珍しい事だ。
何と言えばいいのだろう、素晴らしい想像力だ。創造では無く想像力。途中でチャーリーが「理屈抜きで楽しいのがチョコレートさ」みたいなセリフを言うのだけれど、つまり、そう言う映画だ。理屈がどうとか、そう言う問題ではなくて、その場面場面の楽しさを楽しめばいい。その点において、最高に楽しい映画であり、それ以外の部分を気にさせないつくりになっている。
ただ、これって元々小説だよね? どうやってこの楽しさを出してたのだろう。一度読んで見たい。というか、映画のDVD買いたい。